発起人 挨拶


NEET株式会社とは何なのか? 2013年の会社設立から10年近く活動してきた今も、その答えが分かりません。ただ、あえて一言で表現しようとするなら、僕はここを「沼」だと思っています。

「雇われる」という立場や関係からはみ出した若者たちが全国から集まり、新しい会社やビジネスのかたち、働き方、コミュニティのあり方などをいろいろと実験してきました。いろんなことを始めたり試したりすればするほど沼は深まっていき、そして、その面白さや苦しさの中から、意外なことを見つけたり学んだりしてきました。トラブルにもがいていたら、なんだか夢中になっていて、不思議な充実感や快感を覚えていたことも何度もありました。僕は、NEET株式会社という沼にハマっています。

この会社は、仕事や給料を保証することもなければ、社会的な評価や成功を約束することもできません。だけど、一人ひとりがもつ個性やこだわり、ズレ・偏り、ややこしさなどをできるだけ受けいれ、誰でも所属できる・活動できる場所を目指しています。とはいえ、自分とは違う人やズレを許すことは簡単じゃありません。誰かが喜べば、誰かが悲しむ。光があれば影もある。感情は絶えずゆれつづける。だからこそ、自分は人間だということを確かめることができます。

NEET株式会社は、答えは分からなくても「ハマれば楽しい」冒険です。なんだかあやしくて、でも足を踏み入れたくなる、不思議な魅力のあるカオスなコミュニティです。そんな混沌とした沼の中から、無数のドラマが生まれ続けています。僕も、怒り、悲しみ、喜び、そして何度も感動しました。あなたも、そんな沼にハマってみませんか?

NEET株式会社
発起人・会長 若新 雄純

代表 挨拶


NEET株式会社の設立初期メンバー、なかさま(仲 陽介)です。

大学を2年留年して卒業したのち、新卒一括採用という悪しき風習に抵抗するため参加しました。

 

2013年の設立から歴史も長くなってきているニー株ですが、

相変わらず日本社会における低賃金・長時間労働等の問題は解決していません。労働に高いことを求められすぎです。

 

一方でニー株初期にメンバーから期待された「家から出ずに仕事がしたい」「人と会わずに仕事がしたい」「ゲームを仕事にしたい」などのテーマは、社会の変化によって割と現実的なものになってきました。

 

人々も同じようなことを考えているのではないでしょうか。

時代がニー株に追いついてきているのを感じます。

 

ニート生活において時間を無駄に過ごしてしまうと焦りを感じることもありますが、

いい歳して働いてない仲間と一緒に時間を無駄にしてみると割とよい思い出として残ることが結構あります。そんな無駄な時間を過ごす仲間づくりも人生にはまた必要。

 

メンバーの参加動機は様々です。

あんまり中身はありませんが、所々に未来を感じさせるNEET株式会社をよろしくお願いします。

 

NEET株式会社

代表取締役 仲 陽介